ゴールドウイン、W杯は「想定上回った」 中計前倒し達成へ

2019/11/07 06:30 更新


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 「ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会がこれほど盛り上がるとは思わなかった」。こう話すのは、子会社のカンタベリーオブニュージーランドジャパンを通じて大会を支援した、ゴールドウインの西田明男社長。「関係者の周到な準備が実り、皆にとって素晴らしい大会になった。特に開催が危ぶまれた対スコットランド戦を実施できたのが印象的だった」と感慨深そうだ。

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 20万枚を準備した日本代表のレプリカユニフォームや大会関連品は、W杯期間中にほぼ完売。「カンタベリー」ブランドの今上期(4~9月)売り上げも、前年同期比2倍に伸び、「当社のアスレチック関連事業の中核ブランドになった」という。

 今後の課題は、このW杯を通じて増えた〝にわかファン〟のブランドへの定着。そのために①機能とファッションを融合した新ライン「ラグビープラス」やライフスタイル品の拡充②マーケティングと店舗表現の強化③20年東京五輪・パラリンピックの7人制ラグビーと車いすラグビーの日本代表ジャージーの訴求――などに取り組む。

ポジション別に作りを変え話題となった日本代表ユニフォーム

 一方、6日に発表したゴールドウインの上期連結業績は、そのカンタベリーの貢献と、「ザ・ノース・フェイス」が引き続き好調を持続したことから、売上高・営業・経常・純利益とも過去最高となった。そのため、通期業績予想を全段階で上方修正した。売上高970億円(前期比14.2%増)、営業利益150億円(26.5%増)、経常利益160億円(23.2%増)、純利益111億円(20.1%増)とし、21年3月期を最終年度とする現中期経営計画の目標値を1年前倒しで達成する見込み。なお、現中期計画の数値目標は今年5月、2度目となる上方修正をしたもの。

西田社長

(杉江潤平)


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