キャン QR向上で2ケタ伸び好調

2017/03/21 06:28 更新


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 ストライプインターナショナルグループのレディス専門店、キャンの業績が好調だ。

 QR生産比率の向上など商品企画の見直しにより、主力ブランド「サマンサモスモス」(以下SM2)を中心に売り上げを伸ばし、16年度(17年1月期)は前年比約15%増収、過去最高益となった。17年度も積極出店でさらなる成長を目指す。

 従来は60~90日での生産が中心だったが、一部商品をQR生産に変えた。ブランドらしさを残しながらもQRでトレンドを取り入れることで、新規客の獲得につながった。高品質な商品を、価格を抑えて販売するプラチナ企画も昨年秋から始め、プロパー販売での的中率が上がっている。

 中でもSM2では昨秋冬、素材や着心地にこだわった一格上の新レーベル「ツハル・バイ・サマンサモスモス」や、EC中心のルームウェア「エ・グルニエ・バイ・サマンサモスモス」を発売し、ブランドのファンなどに好評。ブランド30周年に合わせた、雑誌『リンネル』とのタイアップのPR効果もあった。

 結果、16年度はSM2をはじめ全ブランドが既存店売り上げで前年をクリア。「打った戦略が全て当たった年だった」と立花隆央社長。54店を出店し、スクラップ&ビルドで34店の純増となった。

 増収にともない賃料などの経費比率が抑制されたことに加え、消耗品の見直し、物流効率化などのコスト削減も細かく行った。一方、「社員のモチベーションや会社としての一体感は高まっている」。

 報奨制度などを通じ、「結果を出した人やチームを表彰し、労をねぎらう」ことで、他の社員にとっても良い刺激になっている。立花社長自身も、積極的に社員と交流。生産や出店などに関する現場の要望をトップに伝えやすい関係を築き、スピーディーな改善へ導いた。

 17年度も、SM2、「テチチ」事業ともに積極出店を続ける。出店60、退店10で純増50の計画。QR生産比率もさらに数ポイント高め、売り場鮮度の向上で機会ロスを減らす。好調なECも重点で、サイト限定商品の販売や先行予約も行う。休暇制度など、社員の労働環境の整備も進める。

新規客も増え好調な「サマンサモスモス」


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