スペイン・バルセロナ発のシューズ＆バッグ「カンペール」を輸入販売するカンペールジャパンは9月、ハイエンドラインの「カンペールラボ」の期間限定店「カンペールラボトウキョウ」を渋谷パルコ2階に開設した。カンペールの直営店の一部やECで販売しているが単独での出店は初めてだ。
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期間は10月27日までで、売り場面積は57平方メートル。内装は本国のプロダクトディレクターが来日して最終仕上げに参加し、コンクリートの壁面や什器に落書きするように装飾した。期間限定の空間と時間を一緒に創造していきたいという思いから、来店者も壁面に書き込みができる。
カンペールラボは、クリエイティブディレクターのアキレス・イオン・ガブリエル氏が中心になって、最先端のテクノロジーを融合しながら、独創的なデザインのシューズとアパレル製品を企画する。日本国内はセレクトショップへの卸売りと自社ECでの販売がメインとなり、20代を中心に人気がある。今シーズンは前年の倍近くの売れ行きで推移しているという。
渋谷パルコに来店するファッションやカルチャーに関心の高い客層に、大胆でユニークな製品を実感してもらう。シューズは、炎のようなモチーフで装飾したウエスタンブーツ、グラフィカルな形状を組み合わせたスニーカーなど（税込み4万9500～17万6000円）。アパレル製品は、歪んだGジャンのトロンプルイユをプリント加工したブルゾン、糸がほつれかかった曲線模様のセーターなど、遊び心のあるアイテム（3万3000～8万1400円）が揃う。
カンペールジャパンは今後、カンペールラボの商品を徐々に増やしていく予定だが、エクスクルーシブラインとして限定した場所で販売していく方向だ。
