【ニューヨーク=杉本佳子通信員】ブルックスブラザーズのメンズとウィメンズのクリエイティブディレクターに、ニューヨークのメンズウェアデザイナーのマイケル・バスティアンが就任した。マイケル・バスティアンが手掛ける商品はこのホリデーシーズン及び来春物に一部反映されるが、フルコレクションは21年秋物からになる。ブルックスブラザーズのウィメンズコレクションのクリエイティブディレクターを務めてきたザック・ポーゼンは退任した。
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ブルックスブラザーズの新社長兼CEO(最高経営責任者)には、ブルックスブラザーズを買収したオーセンティック・ブランズ・グループ(ABG)のインターナショナル&グローバルリテール部門の社長だったケン・オオハシ氏が就任した。オオハシ氏は、ABGの前はエアロポステールで経験を積んだ。
ABG広報担当者は、新型コロナウイルス感染拡大の影響で閉店したままになっているマジソン街のブルックスブラザーズ本店について、「家主と家賃の合意に至っていない。ニューヨーク旗艦店にとって最善のロケーションを探し続ける。ニューヨークの旗艦店は、ブランドにとって非常に大切だからだ」と説明した。アッパーイーストサイド店とハドソンヤード店は再開している。