EU離脱、英国事業への影響は? 様々な混乱を懸念

2020/02/03 06:29 更新有料会員限定


新しい貿易の枠組みがどうなるのか、多くの企業が注視している

 1月末で英国がEU(欧州連合)を離脱した。20年末までの11カ月の間に、EUと新たな貿易の枠組みを交渉していくことになる。しかし、難航すれば、関税や物流の制約など様々な問題が生じる。英国で事業展開する日本の繊維・アパレル企業も今後の成り行きを注視している。

(高田淳史)

 ワコールホールディングスは、欧州事業の司令塔となるワコールヨーロッパの本拠を英国に置く。売上高は約1億ユーロ と大きい。買収した英国の旧イヴィデングループが母体のため、現在の販売は英国、アメリカが多いが、今後はドイツ、イタリア、スペインなどの販売拡大を重点方針に掲げている。

この記事は有料会員限定記事です。繊研電子版をご契約いただくと続きを読むことができます。

すべての記事が読み放題の「繊研電子版」
単体プランならご契約当月末まで無料!

今すぐ登録する

今すぐ登録する

会員の方はこちらからログイン

関連キーワード有料会員限定



この記事に関連する記事

このカテゴリーでよく読まれている記事