ブランディットが恵山から「ヴィセンテ」を譲り受け 自社システムで再生へ

2022/02/24 06:27 更新


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デニム製品に定評のある「ヴィセンテ」

 DtoC(メーカー直販)ブランド運営・支援のブランディット(東京、鍛治良紀社長CEO=最高経営責任者)は、2月に事業終了するヤング向けアパレル、恵山(東京、沖山英嗣社長)から「ヴィセンテ」を譲り受けた。3月1日から運営を開始し、これまで培ってきた生産・ECのノウハウを活用して、同ブランドの認知度向上と事業の健全化を図る。

 ヴィセンテは、女性誌『ドマーニ』のレギュラーモデル、黒木ナツミさんがディレクターを務める、大人のカジュアルブランド。デニムアイテムに定評があるが、スウェットなどのトップやワンピースなども揃える。ブランド取得にあたっては黒木さんと企画担当者をそのまま迎え入れた。

 EC事業に後れをとった恵山のロールモデル役として期待されたが、運営が行き詰まっていた。ピーク時の売り上げは1億5000万円程度で、直近は1億円ほど。

 ブランディットは、EC運用でアイテムごとのデータを一括管理し、損益分岐点を算出できる「ブランディット・システム」を活用することで再生できると踏んだ。「極端に言えば、最初は売り上げを伸ばさなくてもいい。利益をしっかり出すことで次の成長につなげられる」(鍛治社長)。EC内でのデータもほとんど活用されていなかったことからテコ入れすれば再生できるとの見立てだ。

 次シーズンの仕入れ資金確保のためにシーズン中も頻繁にセールを行っていたが、今後はプロパー販売中心に切り替える。自社運営する「トランク88」ではシーズン中はセールをせず、翌年再度プロパー商品として出し、2年目の最後にセールをする仕組みを取っている。

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