現役僧侶がジーンズブランド「ボーズソーイング」

2020/06/12 06:25 更新


 元縫製工で現役僧侶である前野真慶さんが、デニムジャケットとジーンズの「ボーズソーイング」を立ち上げた。「ビンテージ&モダン」を切り口に、5月半ばからマクアケのクラウドファンディング(CF)をスタートし目標額30万円に対し6月初旬時点で73万円の支持を得ている。

 セルビッジデニムを活用。ボタンホール以外の全工程を、ロックミシンなどを使わず、「100年以上昔に使われた」という本縫い折り伏せという縫製手法で仕上げている。リベットも一つずつ金づちでつぶす。

 ビンテージ感覚を強調するために細部までこだわりながら、膝から下へとテーパードにしてすっきり見せるなどデザインを工夫した。価格はジーンズで2万3000円(CFは先行割引)。

細部にこだわりビンテージ感を表現

 石川県からミシン1台で発信する。「洋服に対する感情も心を満たすこと。宗教とは違う形で誰かの心を少しでも満たしたい」と話す。

石川県からミシン1台で発信


この記事に関連する記事

このカテゴリーでよく読まれている記事