ビルケンシュトックジャパンは4月27日、名古屋・栄に「ビルケンシュトック」の路面店を開設した。土地の持つ文化や伝統に基づいたコンセプトストアとしての位置付け。
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店舗面積はバックヤードを含め約82平方メートル。「名古屋は製造業で世界的に有名」と、ビルケンシュトックの独工場からのインスピレーションを元に、クラフトマンシップを表現した。
独工場で使用していた大きな青色のコンテナを77個店内配置し、アイコンにした。壁面には製品の核であるフットベッドの各パーツをはじめ、製造に欠かせない天然ジュートのロール、アッパー素材のトープ、ミンク、ブラックの3色の欧州産レザー、アイコニックなボーンパターンのソール、ダブルストラップのアッパーレザーなど独工場で使う様々なパーツを店内の意匠として用いた。整然とした工場の雰囲気が漂う店内の中央には、高品質なレザーを敷き詰めたテーブルを配置する。
定番の「アリゾナ」のほか、「ギゼ」「ナゴヤ」「キョウト」「シンジュク」など様々なモデルを揃えた。ユニセックス中心。アウトソールの交換なども受ける。
ビルケンシュトックジャパンは、国内に直営を8店持ち、路面は今回の名古屋で3店目。東海地区では初の直営店で、名古屋を中心に広域からの来店を想定する。今後も「良いロケーションがあれば出店を検討していきたい」とする。