ビームス、ウェディングゲスト向けに着こなし提案の新サービス

2020/04/02 06:27 更新


 ビームスは4月10日から新サービス「ビームス・サロン」をスタートする。結婚式に参列する女性向けにビームスの各レーベルからウィメンズの商品を選び、結婚式にふさわしい服やアクセサリーのコーディネートのほか、ヘアアレンジ、メイクまで紹介し、ECでの購買につなげる。社員から新規事業のアイデアを募る「タネマキ・グランプリ」を昨年実施し、優勝したPR戦略部の三條場夏海さんの企画を具体化した。

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 ビームス・サロンは、26歳の三條場さんが、結婚式に参列する際、何をどんなふうに着たらその場にふさわしい装いになるか悩むことが多い同世代の女性に向ける。ビームスの各レーベルで販売する結婚式に使える服や雑貨を三條場さんが選び、紹介する、ネット上のサロンを作る企画だ。

 「デミルクス」「エッフェ」といったドレッシーなスタイルが多いレーベルを中心に「レイ」「ボーイ」などカジュアル色の強いブランドのオリジナルや仕入れ商品まで、レーベルの枠を超えて、結婚式にふさわしい商品をキュレーションして、三條場さんがそれらを着用した画像で、参列スタイルを見せる。

 サイトは20代女性になじみのあるインスタグラムに近い感覚で閲覧できる仕様にした。約100のコーディネートを提案し、紹介する商品は、リンクするECサイトで買える。服だけでなく、髪型やメイク、アクセサリーなど小物の合わせ方、三條場さんが「イチ推し」する商品や着こなしも紹介する。

 サロン限定のオリジナルブランド「ジョエフ」も開発した。ドットや小花のプリント柄などビンテージ調の素材を使ったワンピース(2万5000~2万7000円)や協業のワンピース、バッグなどがある。15~19日にはサロンのお披露目として「デミルクス・ビームス新宿」で期間限定店を開く。

20代半ばの女性に合う着こなしをディレクター自ら紹介


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