ベイクルーズ・フェス 初回の名古屋は1万人以上来場

2019/08/14 06:30 更新


約30ブランドによる19~20年秋冬物のファッションショー

 ベイクルーズグループは10日、初の野外イベント「ベイクルーズ・フェスティバル」を名古屋城・二之丸広場で開いた。全国4都市で行う第1弾。名古屋のテーマは「音楽」で、計7組の音楽家・バンドによるライブや自社ストアブランドによる物販、ファッションショーなどで同グループの業容の多様性を訴求した。20~40代を中心に1万人以上が来場した。

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 衣料品や服飾雑貨を販売するエリアには、「ジャーナルスタンダード」など約20ブランドがブースを構えた。名古屋に常設店がないブランドも出た。特別に用意した限定商品や店舗で完売した商品なども販売、Tシャツやアクセサリーなどが売れた。古着のTシャツをリメイクしたり、ビーチサンダルを製作するワークショップや名古屋地区の店舗スタッフの私物を販売するフリーマーケットもあり、人気を集めた。名古屋で働く社員の推薦で、地元のセレクトショップやドライフラワーショップ、美容院なども出店した。

 飲食エリアでは、名古屋地区に店がない「JSバーガーズカフェ」やロブスターロールの「ルークス」が終始行列ができる人気ぶりで、夕方には完売した。

 同グループの約30ブランドによるファッションショーでは、19~20年秋冬物を着用したモデルがランウェーを歩いた。

 杉村茂社長は、「単なる周年記念イベントではなく、毎年継続的に開催し、定番的なイベントにしていきたい」と話す。

会場の入り口。午後12時の開場前には長い行列ができていた
名古屋の店舗スタッフの私物を販売するフリーマーケットは人気ブースの一つだった
開会のあいさつに立つ杉村茂社長


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