バロックが新ブランド 植田みずき「ナゴンスタンス」

2017/12/11 13:28 更新


ベアバックなどの大胆なデザインが豊富

 バロックジャパンリミテッドは18年春夏から、大人女性向けの新ブランド「ナゴンスタンス」を販売する。同社「エンフォルド」ディレクターの植田みずきが手掛け、ビーチウェアを含むカジュアルウェアを揃える。セレクトショップに卸販売するほか、百貨店にインショップを出す。

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 エンフォルドは30代前後の女性に向けて、構築的なフォルムの服を軸に揃えてきたが、よりリラックスした休日向けのウェアにニーズを感じたことから別ブランド化した。きっかけは、17年春夏にエンフォルドで企画したホリデーライン。ビーチウェアを中心に揃えて伊勢丹新宿本店で期間限定店を開いたところ、「入場制限するほど集客があり、すぐに完売した」という。

 ナゴンスタンスのビーチウェアは、トップとボトム別売りで計3万円前後。形や色柄を充実し、自由に組み合わせられるようにする。おなかやヒップなどの気になる部分を隠すとともに、背中などは大胆に露出してメリハリを付ける。

 「国内専業メーカーの水着では若すぎる。海外ブランドの水着はスタイリッシュだが、カップが無いものも多く、ヒップのカットも心もとない」といった大人女性の声に応える。ウェア感覚のおしゃれなラッシュガードもある。速乾素材のドレスや羽織りも作り、子どもの水遊びや急な雨などのシーンにも対応する。

 ビーチウェアだけでなく、街着も充実する。袖の刺繍をポイントにしたリネンブラウスやドレス、デニムジャケットなど、フルアイテムが揃い、水着同様に大胆なカットのデザインも多い。

 今春は伊勢丹新宿本店2階、JR名古屋高島屋4階に2月に出店する。




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