《バロックジャパンの挑戦㊦》声を上げる従業員の熱意を買う

2023/10/12 08:00 更新有料会員限定


「失敗が多いからこそ言えるが、人の能力を引き出す責任が企業にはあるのでは」と村井社長

 「消費者と同世代で、市場を理解している人を抜擢(ばってき)し、需要に合った商品を開発して販売するのが原点であり、うちの一番の秘訣(ひけつ)」。こう話すのは村井博之社長だ。カリスマ販売員など「若くして成功した人たち」を輩出してきたバロックジャパンリミテッド。声を上げる従業員の熱意を評価し、挑戦の機会を与えている。

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迷い多い時代こそ

 「任せれば能力を発揮すると、うちの数々の若かった人たちに教わった」。村井社長は複写機や航空機のグローバル企業でキャリアを重ねた。その当時は、経営陣に20代の女性社員を迎え「大きな成長力」を得るなど想像していなかった。この経験から、いかに若手を信頼してチャンスを与えられるか考えるという。

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