深刻化する温暖化や地政学的リスクを考えると、持続的な経営には「今まで作ってきた基盤を大改造してでも、新しい対応をしていかないと明日はない」と危機感を募らせる。将来を支える若手の育成にも真剣だ。やる気のある社員の存在に自社のポテンシャルがあるという。
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責任持ち解決
――23年を振り返って。
暖冬で冬服が売れずに苦労したというだけではなく、温暖化の原因を作る産業の一つに数えられている責任を持ち、その解決により深く尽力していかなければとの思いを深めた一年で、それがひとしおです。
当社は社員の平均年齢が20代後半。そうすると、20年後、30年後に社員も、そのお子さんもまだ元気で生きています。バロック自身が温暖化に向き合う手本を見せていかなければ。
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