大阪のハイエンドセレクトショップ「アイン」(運営はアユラ)は、6月9日まで大丸心斎橋店の1階ポップアップスペースと6階VIPサロンで、アートをファッションと共に提案する「アインポップアップストア」を開設している。大丸心斎橋店300周年を記念して実現したもので、東京の現代美術ギャラリー「マキギャラリー」と協業し、ファッションと共にアートを楽しめる空間を作った。
アインが「ファッション×アート」で本格的な提案をするのは初めて。同ギャラリーに相談をし、アーティストの田村琢郎氏と高木耕一郎氏が参加することになった。田村氏はアスファルトなど身近なモチーフを通じて社会や自然に対する問いかけを表現、高木氏は刺繍を使った強いメッセージ性が大きな特徴だ。
両氏の作品を展示・販売すると共に、同店が国内で独占販売する「ザックバルガス」と両氏による協業商品も数量限定で販売している。Tシャツが税抜き4万9800円、ロングTシャツは5万9800円。
1階は、服のセレクトに加え、今回の取り組みをぎゅっと凝縮したスペースを設けた。6階は、大丸心斎橋店が普段外商客用に活用する広々とした空間の中で、両氏のアート作品や協業商品をゆっくりと味わえるようにした。顧客のみが楽しめる場所で、専用の什器も持ち込み、ファッションの延長線上でライフスタイルとしてアートを感じてもらうことを目指した。

初日の5月29日には両氏が在籍。手掛けたアートの魅力について、直接消費者と話す場面が広がった。