アツギは、23年度(24年3月期)からの新中期計画に沿った改革を進めている。日光信二社長は「この2年間でしっかりと足固めし、収益体質の確立を目指す」と述べ、商品・販売面での付加価値化、コスト構造改革、中国市場強化などを進めていく考えだ。
(山田太志)
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近年は、コロナ禍による外出機会の減少を背景にしたストッキング需要の減少、円安や原燃料・物流費の増加などに苦しんだ。むつ事業所やレナウンインクスのいわき事業所の撤退などの構造改革を実施し、これに伴うコスト増なども収益を圧迫した。
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