アシックスは韓国で「アシックスタイガー」ブランドのコンセプトストアを4月7日に新沙洞のカロスキルに出店し、「オニツカタイガー」ブランドでは旗艦店を4月27日に明洞に移転オープンした。両店を通じて、韓国でブランドの認知度を向上させ、売上高を拡大する。
アシックスタイガーのコンセプトストアは大阪・心斎橋店に続く2店目の大型路面店。店内は大理石のシューズウォールやマット感のあるホワイトを使ったセンターテーブルを置くなどプレミアムな雰囲気をもたせながら、モルタル作りの壁やガードレールなどでストリートの要素も取り入れた。天井にはイエローのラインを配し、ブランドの進化や自由さを表現した。店舗面積は217平方㍍。
オープン当初からファッション感度の高い現地の若者などが来店し、好評だという。今後も有名スニーカーセレクトショップとの協業などを通じ、歴史とテクノロジーに裏づけされた品質とデザインを備えながら、進化を追求するスポーツライフスタイルブランドとして提案していく。
オニツカタイガーの明洞のフラッグシップストアは日本最大の旗艦店「オニツカタイガー表参道」や大型路面店「オニツカタイガー渋谷」と同様に「古今東西」をコンセプトとして、ビンテージ感と未来感、東洋と西洋をミックスさせたブランドならではのイメージを発信する。
店舗は2階建て292平方㍍で、1階はシューズを中心に多彩なアイテムで構成し、2階ではアンドレア・ポンピリオ氏との協業コレクションや日本製にこだわった「ニッポンメイド」シリーズなどのプレミアムラインを販売する。
移転オープンした「オニツカタイガー」明洞旗艦店