旭化成「ベンベルグ」事業、フル生産へ安定供給の基盤作り

2026/06/26 06:29 更新有料会員限定NEW!


差別化素材として引き合いが増す「ベンベルグ」

 旭化成はキュプラ「ベンベルグ」事業で中国やインドといった好調市場での拡販をさらに進める。火災後の再建ラインが1月から稼働しており、27年1月のフル生産回復へ向け、「今年、安定供給の基盤を作る」(大田幹夫ベンベルグ事業部長)構え。また国内外でブランディングに力を入れる。

(中村恵生)

レーヨンから見直し

 22年に火事で被災した延岡のベンベルグ工場は、被災部分を除いて生産を再開し、23年秋には以前の生産能力2万2000トンの約7割まで戻した。さらに再建による追加復旧を決め、今年1月から生産をスタートした。1年がかりでフル稼働に戻し、以前の9割程度まで生産量を回復させる計画。

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