旭化成 営業利益2700億円を26、27年度に達成目指す

2024/05/21 06:30 更新有料会員限定


 旭化成は事業ポートフォリオ変革や成長投資を進め、今期までの中期経営計画で当初掲げた営業利益2700億円を改めて26、27年度に達成を目指す。中期策定時に想定しなかった環境変化がマテリアル領域で起こっており、残り1年で事業撤退や他社との連携など構造転換を急ぐ。

(中村恵生)

 5月20日の経営説明会で工藤幸四郎社長らが中計の進捗(しんちょく)について説明した。中計公表時は最終24年度営業利益2700億円を掲げたが、事業環境の変化を受けて1年前に2000億円に下方修正。だが今年5月時点で1800億円予想と未達となる見通し。

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