TSIホールディングスグループのアルページュは、レディスブランド「カデュネ」の出店をスタートした。2月26日にJR名古屋高島屋、27日にルミネ新宿・ルミネ1に相次ぎオープン。大人の今の気分に寄り添った、リラックスしているがきれいめに見える洋服を提案する。
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新宿店は、カデュネの言葉が〝月光〟に由来することから、店舗内装にも随所に円や半円のモチーフを取り入れた。お月見から連想した、柔らかなイメージの装飾もある。店舗面積約85平方メートル。
デビューコレクションは、春らしさも感じられる優しいカラーパレットの服がラックに並ぶ。トレンドのシアー素材を使ったオーバーサイズのシャツ(1万9000円)やコート、カットワークレースのブラウス、薄手のリブニットトップ、サテンのカラースカートなど。中心は30~40代の女性を想定する。3月11~17日には、阪急うめだ本店で期間限定店も予定する。
20年春物はブランドのコンセプトを象徴的に打ち出したが、続く夏物では、麻など天然素材を多く採用しつつ、女性の気持ちを明るくするカラー物を充実する。
また、カデュネの出店に続いて2月28日には、ルミネ有楽町にあるブランド複合店「アルページュストーリー」を移転拡大でリニューアルオープンした。有楽町エリアの客層は同社の商品と相性も良く、今後、店舗のオリジナル商品も強化していきたいという。