「アプローズ&コー・ニューヨーク」 EC軸に成長中

2017/10/24 11:00 更新


 ディーアンドエー(東京、高田憲男社長)は、40~50代向けのレディスブランド「アプローズ&コー・ニューヨーク」が順調に売り上げを伸ばしている。9月のテレビ通販で予定数をほぼ完売し、今秋には百貨店に期間限定店を3店開設。今後は商品数を増やし、ECを軸に販売を伸ばしていく。

【関連記事】「アプローズ&コー」秋冬 体型補いつつトレンド追及

 テレビ通販ジュピターショップチャンネルでの販売は5月に続き、9月も好調で、計画した1500枚がほぼ完売した。12月、来年3月の販売もすでに決定している。テレビ通販のアプリでも販売する予定で、放送した5型に2型を加える。

 百貨店の期間限定店は9月にJR名古屋高島屋、10月に高島屋新宿店、11月に阪急うめだ本店に1~2週間の期間で開設。50代中心のテレビ通販とは異なり、フィット・アンド・フレアのデザインが好きな40代に売れている。テレビ通販よりも型数を多く揃えてブランドを表現しやすく、ブランドの認知度の向上やファン作りにつながっている。阪急うめだ本店ではイベント「バービー@ハンキュウ」にブランドとして参加するなど取り組みも広がっている。

 今後はテレビ通販を継続しつつ、自社ECや他社ECモールを軸とする。そのため期間限定店や各地でのファンイベントでファンと触れ合う機会を増やしていく。来春には旗艦店的な役割の常設店を出店する計画だ。

売れ筋のフレア袖でウエストにドローコードが入ったワンピース1万9800円 



この記事に関連する記事

このカテゴリーでよく読まれている記事