日本政府観光局によると、4月の訪日外国人客数は前年同月比12.5%増の290万1000人で、単月として過去最高となった。これまでの最高だった17年7月の268万2000人を大きく上回った。また、18年1~4月の累計は1051万9000人で、これまでで最も速いペースで1000万人を突破した。
航空路線の新規就航・増便、春の魅力を訴求する訪日プロモーションが実を結び、堅調に伸びた。
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国・地域別では、台湾、タイ、フィリピン、ベトナム、インド、フランス、ロシアで単月として過去最高を記録。韓国、中国、シンガポール、マレーシア、豪州、米国、イタリアは4月として過去最高だった。東アジアは中国が29.2%増の68万3000人、韓国が15.1%増の63万8000人、台湾が13.7%増の47万人だった。一方、香港は14.1%減の18万人だった。