青山商事のシェアオフィス事業 東京・水道橋に1号店

2020/09/28 06:26 更新


洋服の青山と併設したシェアオフィス「ビー・スマート水道橋店」(イメージ図)

 青山商事は10月8日、シェアオフィス事業「ビー・スマート」の1号店を東京・水道橋にオープンする。「洋服の青山」の店舗スペースを活用し、多様化する働き方に対応する新たな事業として広げる。

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 「ビー・スマート水道橋店」はJR総武線・水道橋駅から徒歩2分に位置し、アクセスの良さが魅力。明るく落ち着いた雰囲気で、オープン席や防音設備を備えた個室のほか、集中して仕事ができるクワイエットルーム、複数での打ち合わせやリモート会議も可能な会議室(防音設備・大型ディスプレー完備)など様々なスペースを用意する。約260平方メートル、90席。

 料金プランは「一時利用プラン」と「会員月額プラン」の2種類を設定した。一時利用の方は1時間単位・オープン席で550円から。会員登録・予約は不要で誰でも利用できる。会員月額プランは会員登録によって利用し放題で、料金はオープン席で月額3000円から。どちらのプランもスペースにより料金が変わる。店内設備としてWi-Fi・電源・フリードリンク(セルフ)などを用意する。

 同店は洋服の青山水道橋東口店を約5割縮小してできた余剰スペースに出す。両店舗は併設する形態で、ビー・スマートへは直接入店するほかに、洋服の青山の店内を通って入ることも可能。ビー・スマートの店内に設置するテーブルの一部にはスーツを再利用した素材「リフモ」を使っている。このスーツは、洋服の青山で下取りサービスを利用した客から引き取ったもの。シェアオフィス事業では環境配慮にも力を注ぐ。



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