青山商事は、メンズビジネスカジュアルの新ブランド「アクティビズ」を今秋冬から販売する。ライフスタイルの変化に合わせ、〝新しいスタンダード〟を目指したビジネスウェアを提案する。レディスでは、10周年を迎えるキャリア向けブランド「アンカーウーマン」をリブランドする。2ブランドを軸に、ビジネスカジュアルを強化。アクティビズの将来的な目標売上額を100億円とし、アンカーウーマンにはレディス売り上げをけん引し、現在2割以下の売り上げ構成比を3割まで伸ばす役割を期待する。
「サラリーマンが制服のようにスーツを着る時代が変化している」(青山理社長)。アクティビズは、ビジネスウェア主力の企業として、これからの時代の客に何を提供し、生き残っていくかを考えた新ブランドだ。「洋服の青山」はスーツしか売っていないというイメージを変えていきたいという。
アクティビズのコンセプトは〝快適な社会生活のための服〟。ストレッチや撥水(はっすい)など機能性を重視しつつ、ビジネスでもきちんと見える商品を揃える。パターンを新たに起こし、オフィス、テレワーク、プライベートで着回せる、リラックスしたシルエットのセットアップ、ニット、シャツなどを企画した。ジャケットが税込み1万7600~2万900円、パンツ7590~9790円、ニット・カットソー製品3190~7590円。
アンカーウーマンは、〝いつも、自分コンフォート〟をコンセプトに、ビジネスの様々なシーンで自分らしく装えるよう、コーディネートしやすい商品を打ち出していく。
9月8日から公式ECで先行販売するほか、蔦屋書店4店と有楽町マルイで期間限定店を設ける。17日から洋服の青山の全国200店でも販売、うち50店はフルラインナップを揃える。