三越伊勢丹は18年春物から、米国ニューヨーク発のブランド「アナスイ」の婦人服を輸入販売する。グループ会社のマミーナが18年3月末で営業終了するのに伴い、同事業を引き継ぐ。
来春物はハンドメイドの刺繍やタイダイを施したデニムアイテムなどで70年代ファッションを再現。甘いルックスとクールさを併せ持った独自の世界観を表現した。
三越伊勢丹は9月に発表した春物コレクションの9割を占める53ルックを日本で販売する。日本での扱いはこれまでコレクションの5割にとどまっていたが、来春からはそのほとんどを販売する。販売先は百貨店やSCで、引き続き店舗網を拡大していく。