ANAP子会社 新型コロナ治療の幹細胞研究・開発で提携

2020/06/30 18:00 更新


 レディスカジュアル専門店のANAP(東京、家高利康社長)の子会社ANAPラボは6月30日、再生医療コンサルティング事業のASメディカルサポート(福岡、荒尾慎太郎社長)と、新型コロナウイルス治療のための共同研究・開発で業務提携を結んだ。ANAPラボが持つ画像認識AI(人工知能)を使って、幹細胞加工・培養のバンキング事業を支援する。

 ASメディカルサポートは現在、幹細胞1400検体を加工・培養している。コロナウイルスによるARDS(急性呼吸窮迫症候群)の治療のために必要な幹細胞を充実するため、高度な画像認識AIが重要とし、提携に至った。AI使用以外の役割、本業のファッションへの効果などは「まだ未定」という。

 ANAPラボはAI開発のガウス(東京)と提携し、ANAPのEC事業に適した画像認識AIを開発してきた。

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