【PR】アイル “リアル”と“ウェブ”のシナジー ユーザーの収益最大化に貢献 「トレンドを見越した発注、販売計画が立案できる」

2024/09/20 00:00 更新


 基幹業務管理システム及び情報系システムの開発・販売を主事業とするアイルは、“リアル”と“ウェブ”のシナジーを生み出し、ユーザーの収益最大化に貢献する。ジュエリーアクセサリー分野で、急成長する「JAM HOME MADE(ジャムホームメイド)」は、指輪作りを体験できる「名もなき指輪」や、デジタル指輪作成サービスなど、ユニークなプロダクトを打ち出し、EC市場を拡大している。この事業成長の背景には、アイルの独自システムがある。「アラジンオフィス」は販売、購買、在庫、生産、原価管理などを含む本部管理・物流管理を行うポストモダンERP(全社的業務統合管理)システム。ユーザーの事業特性に合わせて導入形態を選択することができる。「CROSS POINT(クロスポイント)」は、実店舗とECサイトのポイント・顧客情報を一元管理するクラウドサービス。実店舗に欠かせないPOS(販売時点情報管理)システムやECサイト運営を支えるECシステムと連携することで、両チャネルの情報を一元管理する。アイルはユーザーのDX(デジタルトランスフォーメーション)を推進し、ビジネス変革をサポートする。

■デジタル変革に向けて

 ――アイルの「アラジンオフィス」「クロスポイント」を導入する切っ掛けは

 当社の顧客の購買形態がECに大きく変化したことが背景にあります。2012年にオンラインショップをスタートしましたが、当初、自社には商品基幹マスタがなく、EC開始後も多種多様な品番の管理は全て手作業で、発送や受注も全て社内で行っていました。アナログからデジタルへの変革が確定的になった契機になったのは、ECでの販売数の拡大によって、ロジスティックスを外部倉庫に移管することが必要になったためです。商品基幹マスタから整備して、ECカートシステムや会員システム、物流システムなど、全ての変革への取り組みが必要になったのです。カートシステムと店舗のPOS連携、会員ポイント連携など当社の取り扱い商品・サービスに対して汎用性が高く、これらをアイルのシステムが全て包括的に対応できるところが導入の決め手となりました。

■作業効率が格段に向上

 ――システム導入後の変化や効果は

 在庫管理や販売データ管理、発注管理が手作業で行っていたときとは格段に作業効率が改善しました。棚卸しも含めて、在庫管理が厳格になり、人為的なミスを回避できる環境を構築することができました。販売データについても、売れ筋をより明確に把握できるようになり、販売在庫データに基づいたものになっています。これによって、市場トレンドを見越した発注や、感性を生かした販売計画を立案することが可能になったのです。

 CRM(顧客情報管理)においても顧客ロイヤリティを提案すべく、自社ブランドの会員情報を店舗間で共有でき、自社内店舗での買い回りや、購入履歴などの情報をリペアやアフターサービスにおいても活用しています。これらの実作業においてほぼスタッフ全員が活用しており、今や無くてはならないシステムとなっています。

JAM HOME MADE 取締役事業本部長 岡本貴之氏

■要望を的確に反映

 ――23年7月にシステムを更新した。その成果は

 既存の「アラジンオフィス」「クロスポイント」の機能をベースにしながら、当社の部門毎の多様なニーズをアイルに吸い上げてもらい、システムをカスタマイズしたかたちで更新を行うことができました。特に商品マスタの分類付けが最大の課題でしたが、アイルの丁寧で専門的なサポートを受けながら進めることができました。ジャムホームメイドは他のブランドとのコラボレーションを得意にしており、ディズニーキャラクターを活用した商品が多くあります。これらについてもキャラクター毎やアイテム毎など詳細に分類することで、精度の高い在庫管理や販売に活かすことが出来ています。

■システム連携で効率化

 ――システム連携も進んだ

 ECプラットフォーム「ゾゾタウン」での販売実績も「アラジンオフィス」への取り込みが可能になりました。以前は手作業で「アラジンオフィス」にデータ転記をしていましたが、CSVデータでの取り込みが可能となり、作業負荷が大幅に削減されました。また、「クロスポイント」上で店舗在庫情報の表示ができるようになりました。直営店の実店舗の在庫情報を、顧客がオンラインショップで直接確認できるのです。顧客に向けて「在庫が残り少なくなりました」とレコメンドを発信することで購買を促すこともできます。「アラジンオフィス」から他社のMAツールへのデータ連携も実現。以前は「アラジンオフィス」から必要な帳票データをエクスポートし、エクセルに貼り付けて読み込むという運用でしたが、システム上での連携が可能となり煩雑さが解消されています。

■更に使い勝手良く

 ――今後のアイルに期待することは

 当社は、バックオフィスを如何に効率化して、全てのフロントスタッフがパフォーマンスを発揮し易い環境づくりをするかを重視しています。その意味では、アイルのシステムをまだまだ活用し切れていないと考えています。検索機能においてファジーな部分も備えて頂けると有難い。管理者権限ももう少し細分化できるようになると、より多くの社員が使えるようになると思います。アイルは常にきめ細かく迅速に対応してくれています。ついつい多くの事を我がままに求めてしまいますが、更に使い勝手の良いシステムになるようサポートして頂きたいと思うと同時に、共により良いシステムとなるように要望を率直に出していきたいと考えています。

≪インタビュー対象・企業沿革≫

JAM HOME MADE(ジャムホームメイド)

 1997年創業、1998年に「JAM HOME MADE」ブランド発表。ブランドコンセプトは「肌に最も近いプロダクト(ジュエリーアクセサリー)をメインにデザインの本質的な必要性を主張、提案する」。さらに”心に近いもの”として、エンゲージリング、マリッジリング、ペアアイテムを含むジュエリーを中心に、革小物やバッグ、腕時計、アパレルなども展開している。

 多様なブランドとのコラボレーションも特徴。JAM SESSIONのように「自由な即興変化によって既成概念にはない新たなシナジーを生み出す」としている。「ディズニー」ブランドとのコラボレーションも、「年齢を問わず、強烈な魅力を発し続けるパーフェクトな存在であり、アメリカの象徴」として2006年以来続いている。JAM HOME MADEを代表するブランドの「名もなき指輪」は、2011年に直営店での指輪作りの体験ワークショップを契機に「自宅でも手軽にできるよう専門の道具とセットで商品化」したプロダクト。14年11月から本格販売して、累計販売数3万セット以上、2016年にはグッドデザイン賞を受賞した。


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