Ai、今夏水着業績と17年イメージガール

2016/11/09 06:41 更新


 レディス水着・インナーのAi(馬杉淳一社長)の16年夏(4~9月)のレディスファッション水着販売は、東日本の天候不順が響いて計画には届かなかったものの、新規販路開拓や新業態の出店が貢献し、前年同期比3%増だった。

 今夏に156店(前年比13店増)を出店した主力業態の「三愛水着楽園」は前年同期比1・9%減だった。西日本は前年並みを確保したものの、梅雨明けの遅れとその後も天候不順が続いた東日本が苦戦した。

  ただ、同社のレディスインナー店「ノーザリー」での水着の販売開始、自社サイトやアマゾンへの出店などEC強化、新業態の大人向けリゾートウェア・水着店「コーラルベール・スイム&リゾート」と、低価格帯商品を揃えた「マカロンビーチ」の出店など、販路や業態の多様化で売り上げをカバーした。9月は海外旅行需要をとらえて17%増。

 17年夏はコーラルベール・スイム&リゾートの出店拡大、30代向け「レイール」の単独出店、インナー店での販売強化などで9%増を目指す。17年のファッション水着は、色はシーシェルピンク、ネイビー、ブラック、ホワイト、デザインではホールターネックや首元が詰まったハイネックタイプのビキニを軸に、ワンピースの復活にも期待している。


三愛水着楽園イメージガールに熊江さん

17年三愛水着楽園イメージガールに選ばれた熊江さん

 Aiは17年の「三愛水着楽園イメージガール」に、中国四川省出身(国籍は日本)の熊江琉唯(くまえ・るい、21歳)さんを起用した。

  同社イメージガールは昨年から三愛水着楽園イメージガールと名称変更し、熊江さんは2代目、三愛水着イメージガールから数えると16代目。

  「皆さんから信頼され、愛されるイメージガールを目指したい。特技の中国語を生かして、Aiの水着の素晴らしさを世界に広めたい」と抱負を語った。



この記事に関連する記事

このカテゴリーでよく読まれている記事