日本におけるOEM・ODM(相手先ブランドによる設計・生産)展示会として最大級規模の「アジアファッションフェア・東京2023」(AFF・東京)では、コロナ禍以降の変化する日本市場に適応する商材が打ち出された。
(北川民夫)
南通華源国際貿易はプリーツやピンタック、刺繍、プリントなど2次加工を施した、ブラウスやワンピース、スカートなどきれいめのレディスアイテムを提案した。東京・浅草橋に東京事務所を置く同社は、日本市場向け販売で20年以上の実績を持つ。日本市場の動向について「昨今の気候変動も影響して、在庫を持つことに慎重になっている。秋冬物の重衣料の定価販売の時期が極端に短い一方で、薄手物の着用期間が延びている」として、ミドルゾーンの価格帯を軸に、薄手の繊細なデザインの製品を拡充する。主力顧客は25~35歳。1型200枚から対応する。
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