イオンリテールは、イオンスタイル各務原インター(岐阜県各務原市)の2階衣料品売り場を改装し、イオンリテールの新たな衣料品形態「専門店モデル」を東海地区で初めて導入した。同モデルを導入した大型店は実験店舗である船橋店(千葉県船橋市)を除き、浦和美園店(さいたま市)に続く2店目。幅広い年代が集まる「チャンスのある商圏」(森脇夏樹衣料本部事業改革プロジェクトリーダー)と位置付け、イオンモール各務原インターのターゲットである若い客層にも訴求する。
(森田桃子)
専門店モデルは男女で分けていた衣料品フロアを年齢別・シーン別に構成し直したもの。30、40代を対象にした「デイリーカジュアル」、シニア向けの「セカンドライフ」、Z世代向けの「ネクストエイジ」といった年齢で区切った売り場のほか、「オケージョン」「スポーツライフ」のシーン軸の売り場と、雑貨を加えた六つのカテゴリーに分ける。セルフレジ、タブレット型レジも導入し効率化した分、接客に注力する。カテゴリーごとに接客や販促を変え、効果的な販売方法を検証する。
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