アディダスジャパンは8月31日、パフォーマンスカテゴリーの一つ「アディダスアスレチクス」で、アスリートの心拍をデザイン化した新コレクション「Z．N．Ｅ．（ゼット・エヌ・イー）パルス」を発売した。同コレクションのローンチに合わせ、商品の世界を体感できるギャラリー「パルスルーム」を、8月31日～10月4日、直営店であるアディダスブランドコアストア渋谷・名古屋・大阪で同時開催する。
Z．N．E．パルスはアディダスアスレチクスの今秋冬主力モデルで、試合を目前に控えたアスリートの心拍数の高まりに着想を得た。最大の特徴は、パルスの波形を編地やジャカード織りでウェアデザインに落とし込んでいる点。特に身頃全面に波形柄を施したニットタイプは、メリノウールとポリエステル製で、保温と通気、吸水速乾性、軽さに配慮した。フーディとカバーアップ（各2万5000円）、パンツ（男性用2万円、女性用1万9000円）を揃えた。販売は直営店やブランドオンラインショップ、スポーツ小売りチェーンなど。
パルスルームは、アスリートが試合に臨む直前に控えるロッカールームをイメージした空間に仕上げ、同商品のテーマカラーである黒とグレーで統一した。ヘッドセットを設置し、契約アスリートの心音を体感できる仕掛けになっている。
アディダスアスレチクスは、試合前後のアスリートをサポートする新カテゴリーとして16年に新設。Z．N．E．はその主力商品群で、アスリートの集中を促すことなどを開発コンセプトにしている。こうした商品ストーリーが受け、日本ではパフォーマンスカテゴリーのうち、約半分をアディダスアスレチクスの売り上げで占める。
