独アディダスの上期(1~6月)業績は売上高が133億3500万ユーロ(前年同期比14%増)となり、上期として過去最高額を達成した。営業利益は12億7900万ユーロ(11%増)、継続事業の純利益は8億8200万ユーロ(9%増)だった。好業績を受け、通期予想を上方修正した。
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全地域で売上高が伸びた。欧州が6%、北米15%、中国16%、新興諸国11%、南米27%、日本・韓国が21%の増収だった。カテゴリー別ではライフスタイルが4%増、パフォーマンスが34%増。
「FIFAサッカーワールドカップ」(W杯)に向けたユニフォームなどのコレクションが成長を促した。今大会ではスペインやアルゼンチンなど、ブランド別では最多となる14カ国の代表チームと審判にユニフォームを提供。ビョルン・グルデンCEO(最高経営責任者)は「W杯は私にとっておとぎ話のようだった。(W杯製品は)これまでにないほどの売り上げだった」と語る。
ランニング靴は第2四半期で約30%伸びた。「アディゼロアディオスプロエヴォ3」を着用した選手がマラソンで初めて2時間を切ったインパクトもあり著しい成長を続ける。
製品別ではサッカーや「オリジナルス」などのウェアが33%伸びた。シューズは2%、アクセサリーは16%の増収。販路別ではECや直営店の「DTC」が23%増、卸売りは7%増だった。
通期見通しは上期業績が期待を上回ったため、売上高を「1ケタ台後半」から「9~10%」の伸びへと上方修正した。営業利益はこれまで通り23億ユーロを予想する。
(ライター・吉田恵子)