【上海支局】アダストリアは12月19日、「ニコアンド」の上海2号店を上海市中心部の南京西路と石門一路交差点近くの四季坊に開設した。店舗は1階のメンズが700平方メートル、2階レディスが800平方メートルで1500平方メートル。初年度は売上高10億円を目指す。近くに大型商業施設の太古匯、世界最大規模のスターバックス上海旗艦店がある。
【関連記事】アダストリア IT副業人材とアパレル企業をつなぐプロジェクトに参加
新店舗は19年12月に開設した旗艦店の北約1.5キロにある。「旗艦店を知っている人には両方の店を楽しんで欲しい。知らない人にはブランドの魅力を知ってもらいファンを増やしたい」(北村嘉輝取締役)考え。1号店はフルラインナップだが新店舗は健康と遊びを核にしたコンセプトショップ。
店内は明るい色が基調。商品をゆっくり見られるようにレディスは面積の広い2階にした。コスメは近隣の商業施設と差別化するため「オーガニック」「無添加」「リラックス」「肌に優しい」などをキーワードに構成した。今後、販売動向を見ながら精度を上げていく。
ヨガウェアを充実したほか若い世代の住居は狭く、中国サイズより小さい日本サイズの家具の販売が好調なため家具はフルラインを揃えた。