アダストリアは今秋、ディベロッパーと連携し、出店するテナントを対象とした接客研修を始めた。実店舗ならではの購買体験で客に楽しんでもらえる環境をディベロッパーとテナントとともに作るのが狙い。同社が蓄積してきた接客や販売教育の実績やノウハウを生かし、接客サービスの質をさらに高める。
(関麻生衣)
全国に設置する6支店が地域の商業施設とコミュニケーションをとるなか、シャミネ鳥取から「テナント向けの研修をして欲しい」声があった。店頭に客足が少しずつ戻り、客に楽しんでもらえる売り場環境を接客面で整える課題は、同社にもディベロッパーにも共通していた。シャミネ鳥取では10月に、笑顔やあいさつといった接客の基本を研修した。2日間実施し、ドラッグストアやジュエリー店などから13人の販売員が参加した。
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