アダストリア「ニコアンド」 「ケイタマルヤマ」と初の協業

2021/08/06 11:00 更新


 アダストリアは「ニコアンド」で、デザイナー丸山敬太が手掛ける「ケイタマルヤマ」と初めて協業し、8月5日から第1弾コレクションの全国店頭販売を開始した。丸山は「沈みがちなコロナ禍の今だからこそ、ケイタマルヤマらしい気分が上がる柄の楽しさを届けたい」と、90年から00年代のコレクションアーカイブからテキスタイルをリデザインし企画した。

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 第1弾のテーマは「ガーデンキャンプ」で、ライフスタイル提案のニコアンドのイメージとコロナ下で毎日のコーディネートをそれぞれのスタイルで楽しめるコレクションを提案する。アーカイブからはトラッドテイストやフラワーモチーフをピックアップし、ウェアに加えバッグやエプロン、キャップ、傘など雑貨を揃える。ウェアは4サイズで、ベーシックな商品が多いニコアンドの中で、ひと味違った色や柄をジェンダーレスなシルエットに仕上げた。「色々な人に着こなしを楽しんでほしい」としている。

 公式ウェブストア「ドットエスティ」では7月15日から先行予約販売を始め、特にクラシックな花柄プリントワンピース(税込み8800円)やレインポンチョ(3850円)、ポケットに刺繍を施したデニムサロペットなどが人気だ。「楽しみながら企画でき、自信を持って提案できる商品ができた」と言い、村上亮ニコアンド営業部長も「企業テーマのプレイファッションに合った協業で、幅広い人に着用してほしい」という。10月中旬に向けた第2弾企画も進行中だ。

「ニコアンド」東京店の協業商品売り場
テーマの「ガーデンキャンプ」を店頭入り口で打ち出す


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