《店頭で生かせる!素材3分レッスン20~21年秋冬》本革 丁寧な手入れで長期間使える

2020/10/12 06:29 更新


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 靴やバッグ、小物などに使われる本革。今秋冬はモダンで都会的な雰囲気を表現する素材として、パンツやスカートなど様々なアイテムで登場している。豚革、馬革、羊革、鹿革など様々あるが、最も多く使われるのは牛革だ。月齢や性別によって呼び方が異なる。表面が滑らかで柔らかいカーフは生後6カ月以内の子牛を使っている。

 本革は〝なめし〟と呼ばれる加工をすることで腐敗しにくく、耐久性を持たせる。表皮を除去した真皮の表面を銀面といい、動物の種類によって特徴的なシボがある。ほかの素材ではあまり見られない、革特有の表情だ。

 溶剤を使うクロムなめしは、かかる時間が短いことが特徴。柔らかく、染色しやすい革に仕上げることができる。植物タンニン剤を使う植物タンニンなめしは紀元前から続く手法で、環境に負荷が少ないため現在も広く行われている。

 近年は、サステイナビリティー(持続可能性)や動物愛護の観点から、本革を使わずにフェイクレザーを使う企業やブランドも少なくない。しかし、手入れをすればフェイクレザーよりも長持ちすることや食肉の副産物である革を使う場合もあること、天然素材のため土にかえることなど本革の良い点も多い。

「リトルワンビンテージ」のレザーのバレエシューズ

(繊研新聞本紙20年9月15日付)


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