「23年春夏百貨店バイヤーズ賞」レディス部門 23ブランドが受賞

2023/09/07 06:28 更新


 繊研新聞社が主催する23年春夏百貨店バイヤーズ賞レディス部門の受賞ブランドが決まった。全国の百貨店バイヤーから推薦された各部門の計23ブランド・カテゴリーを選出した。新型コロナウイルスの沈静傾向による外出増で、実店舗での購買やインバウンド(訪日外国人)需要の復調傾向などで、2ケタ増のブランドも多かった。

 23年春夏商戦はイベントやセレモニー対応、通勤着、季節商品などが動き、客数やセット率アップ、顧客対応などで好調だったブランドが支持を集めた。外出が増えたことでウェアだけでなく、ビジネス用のバッグやシューズなども動いた。EC販売は欠かせなくなっているが、実店舗での購買も目立つ。

 ベストセラー賞の婦人服トータルでは、「23区」がOMO(オンラインとオフラインの融合)型によるネットとの送客や新規客獲得などで売り上げが伸びた。「レリアン」は顧客管理や接客スキルなどの評価が高かった。幅広いビジネスシーンへの対応などで「アンタイトル」も選ばれた。アイテム集積では猛暑も重なり、晴雨兼用などの傘、サングラスの需要が伸びている。



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