22年度百貨店バイヤーズ賞リビング 11ブランドが受賞

2023/04/20 06:25 更新


 繊研新聞社が主催する22年度百貨店バイヤーズ賞リビングで、各部門のベストセラー賞が決まった。室内用品を扱う全国28店(全店を統括するMD本部の回答も1店とした)のバイヤーが部門別に146ブランド・商品を推薦し、各部門の得票上位11ブランドが受賞した。

 22年度の百貨店リビングフロアはコロナ下での家ナカ特需を超えて購買客が20~40代へと広がりを見せた。経済的に豊かで自分に最もふさわしい商品は何かを明確にしている層で、自分への投資を惜しまない。上質で高機能に加えて優れたデザインの商品を求める傾向が強まった。今年はキッチン・ダイニング部門でテーブルウェアの「イッタラ」が初受賞したのが特徴で、個性的な絵付けとデザインが消費者に高く評価された。

 受賞は各部門で百貨店リビングフロアの主力ブランドが連続受賞したほか、イタリア家具の「カッシーナ」、若い世代のファン作りに成功した「フェイラー」、新作トースターが好評だった「バルミューダ」が昨年に続く受賞。百貨店インショップを強化したタオル美術館は「タオル美術館」としては初の受賞となった。



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