17年プレフォール 大きな花柄や刺繍で

2017/01/27 06:30 更新


 ニューヨークブランドの17年プレフォールコレクションに、大きめの花柄が広がっている。クラシックなフェミニン調ではなく、ちょっとくせのあるモチーフや配色が今シーズンの特徴だ。

■トリー・バーチ

 「トリー・バーチ」は、ミラノのインテリアデザイナー、ガブリエラ・クレスピからインスピレーションを得た。クレスピがインドに住んでいたことから、インド風の花柄や幾何柄が多く登場する。カラーストーンやビーズ刺繍、ミラーディテールも目立つ。

 シルエットはかっちりした構築的なラインと、ボヘミアン気分のソフトなシルエットの両極。靴もインドの雰囲気を入れながら、ゴージャスに仕上げた。オンブレ調の透明のヒール、ファーや竹、ウッドなど、ナチュラル感覚の素材が揃う。  

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トリー・バーチ
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トリー・バーチ

 

■アリス・アンド・オリビア

 「アリス・アンド・オリビア」は、90年代終わりのロックコンサートの楽屋に着想した。花柄やビクトリアン調のディテールといった女の子の好きな要素ををたくさん入れつつ、ロックの気分でまとめる。大きな花の刺繍やプリントを黒地に入れたものが多く、黒のレースの上に花の刺繍、さらにビジューやビーズ、立体的なアップリケを重ねたものもある。レースも重要な素材で、パンツのマチやブラウスのフリルに使うほか、総レースのワイドレッグパンツも見せた。

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アリス・アンド・オリビア

(ニューヨーク=杉本佳子通信員)



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