渋谷109、EC「ショップリスト」との協業店が順調

2018/01/18 10:59 更新


 SHIBUYA109エンタテイメントは、渋谷109の地下2階期間限定店ゾーン「イマダ・マーケット」にクルーズが運営するファッションECサイト「ショップリスト」との協業ショップを昨年12月30日にオープンした。狙い通り、館の中心客層である10代後半~20代前半の需要をつかみ、「おおむね順調な売れ行き」だ。

【関連記事】ショップリスト、109のイマダ・マーケットに限定店

 同ゾーンで、ファッションECサイトのショップを開設したのは初めて。ショップリストで人気があり、現時点でリアル店で販売されていないレディスファッション・雑貨16ブランドを揃えた。同ゾーンは「いまだ世に出ていない個人やブランド、スタートアップ企業のインキュベーション(ふ化)」をコンセプトの柱にしており、「リアルの場を生かして、各ブランドの認知を広げる」ことを狙った。

 「個人も応援する」目的で、雑誌やテレビでも活動するインフルエンサー5人によるブランドミックスのコーディネート企画も実施。店内にコーナーを設け、計5種類のコーディネートを展示しているほか、インフルエンサーによるコーディネート紹介の動画を流している。

 既にインフルエンサーがコーディネート企画で提案した商品の大半は完売した。このほか、「ディアハート」や韓国の最新トレンドファッションをテーマにした「ルビーファッション」のボア付きのGジャンなどが人気だ。

 売り場は今月28日まで開設、「今後もお客の反応を見ながら、順次新商品を追加する」。イマダ・マーケットとして、昨年4月の開設以降見えてきた課題を踏まえ、「来月以降、お客への見せ方やMD、販促で新しい取り組みをしていきたい」という。

「個人も応援する」目的で、インフルエンサー5人のコーディネート企画も実施


この記事に関連する記事

このカテゴリーでよく読まれている記事