青山産業研究所 “こはぜ“をファッションアイテムに

2017/05/12 06:28 更新


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 足袋、脚絆(きゃはん)などの合わせ目を留める金具、こはぜのメーカー、青山産業研究所(兵庫県篠山市、久保佳代代表)は昨年から、足袋以外の販売ルート開拓に乗り出した。アパレルメーカー、服飾雑貨メーカーなどに提案し、こはぜの存在をアピールしながら販売先を増やす考えだ。

 同社は1919年に創業し、現在は日本でも少なくなったこはぜメーカーの一つ。こはぜは目に付かないところに使われるが、大きさ、色とも色々な種類があり、ファッションアイテムに使えないかと検討してきた。篠山市在住のデザイナー、莵原妃佐さんとも協業し、色々なアイテムを試作してきた。

 既に商品化したものとしては、こはぜをびっしり縫い付けたブレスレットがある。手縫いでこはぜの色や大きさ、柄を選べるオーダーで、3万円。こはぜを650個使うきもの用ベルトは20万円。ランナー向けには“足袋スニーカー”を開発した。こはぜを使うことで、ひもよりフィット感があるという。バッグやノベルティーグッズのメーカーからも引き合いがあった。

 こはぜの価格は1枚当たり20円前後。取引の最小ロットは10枚とし、1000枚以上だと1枚の価格は半額程度となる。

様々な種類があるこはぜ

こはぜをアクセントに使ったバッグ

こはぜを手縫いしたブレスレット


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