ゾゾの22年3月期決算は、商品取扱高、営業利益共に過去最高となった。商品取扱高は5088億7600万円(前期比21.3%増)。「その他商品取扱高」を除いた商品取扱高は4621億7500万円(13.3%増)。連結売上高1661億9900万円(12.8%増)、営業利益は496億5600万円(12.5%増)だった。各四半期で安定的に10%増以上の成長を継続した。
主な事業別実績は、ゾゾタウン事業商品取扱高3916億4700万円(9.6%増)。ペイペイモール商品取扱高438億4400万円(55.5%増)、BtoB事業商品取扱高266億8200万円(19.3%増)。
23年3月期は「ゾゾタウンとペイペイモールで10%増の成長を達成したい」とし、商品取扱高(その他商品取扱高除く)で4798億円を目指す。
この間のカテゴリー強化の進捗では、「ゾゾコスメ」が商品取扱高57億円まで伸びた。当初の目標の100億円を今期中に達成したいとしている。
課題としてきたファッションコーディネートアプリ「ウェア」の収益化施策として今夏、ヤフーの「ペイペイフリマ」機能を反映させた「ファッション特化型ソーシャルコマース」を導入する。「ゾゾスーツ」の計測技術を活用したボディーマネジメントサービス「ゾゾフィット」も今夏、米国で提供する。