「ユイマナカザト」がVRでクチュールショー再現

2017/06/15 04:25 更新


 16~17年秋冬からパリのオートクチュールファッションウィークに参加している「ユイマナカザト」(中里唯馬)が、伊勢丹新宿本店3階のセンターパークで催事を開いている。17年春夏物のクチュールピース6体を展示しているほか、VR(仮想現実)によって、1月のパリのショー会場やバックステージの雰囲気を360度映像で体験できる。23日まで。

 同ブランドは、3Dプリンターでドレスを制作するなど、新技術を使ったもの作りを追求している。「販売面にも新技術を取り入れて、客との新しいコミュニケーションを作りたい」と、今回VRを導入した。今後は、店頭でAI(人工知能)を使ってデザイナーが接客するようなことにも挑戦したいという。こうした取り組みは、「実際に店舗に来て楽しんでもらうという、百貨店の強みの向上につながる」と三越伊勢丹の神谷将太担当バイヤー。

 販売しているのは、クチュールピースと同じホログラムを使ったバッグ(6500円から)やアクセサリーなど。

ショーで見せた全12体のうち6体を展示


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