エイ・ネット新社長「創造性と挑戦」

2016/07/28 06:15 更新


 1日付で、エイ・ネットの社長に就任した大滝雄一郎氏。75年生まれの40歳という若さだが、99年の入社以来、販売、営業、広報、商品計画など、社内の様々な部門を経験、13年に副社長に就いた。社長に就任してからは、各地を精力的に回り、フレッシュなパワーを現場に注入している。10月に迎える創業20年に向けて、改めて強い企業を目指す。(五十君花実)

 今までの10年とこれからの10年とでは、環境は激変していくでしょう。そのために、本当の意味で強い会社にしないといけない。財務面の強化はもちろん、組織の仕組みも刷新の必要があります。

 肝心の商品では、人の心をわくわくさせるようなモノが自社の強みであり、お客様もそれを望んでいる。社員には「心が躍るモノ、コトを」というビジョンを伝えています。

 うちのような会社は、社員の熱量が原動力。ビジョンを実現するためには、まずは社員が仕事を楽しむことです。僕の役割は社員の創造性を引き出すこと。それを伝えるために、昨日は大阪、来週は九州と各地を回っています。社員とあまり距離がなく、同じ目線でいられる点が僕の強みです。

 ブランドが飽和する中では、そのブランドにしか無い、価値ある商品を作らないといけません。そうした商品開発には時間がかかる。この2~3年、品番数を絞って、商品1点ずつに時間や思いを込めることに注力してきました。それが実を結びつつあるので、更に磨きをかけていきます。

YuichiroOtaki (1)

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