YKKは10月11日、チュニジアで新工場の竣工(しゅんこう)式とグループ会社YKKトレーディング・チュニジア(吉田孝則社長)の設立25年式典を開催した。
YKKトレーディング・チュニジアは97年に設立、同国内の加工輸出市場へのファスナー供給を中心に事業を拡大してきた。ヨーロッパへのファスナー供給拡大とさらなる顧客満足向上を目指し、モナスティル市に新工場を建設した。
記念式典・竣工式には、在チュニジア日本大使やモナスティル県知事など150人が出席し、記念石碑の除幕式などを行った。
新工場は太陽光発電設備を設置、雨水の再利用など環境に配慮した。投資額は379万ユーロで、敷地面積は1万3640平方メートル、延べ床面積は5400平方メートル。