ヤマトヤシキ(姫路市)は、姫路店を2月28日で閉店する。建物の老朽化による維持運営コストの増加や耐震補強工事に伴う投資などを考慮し、建て替えを決めた。建て替えの時期や施設概要および従業員の処遇については未定としている。
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同社は、15年3月に事業再生ADR(裁判外紛争解決)の成立後、投資会社マイルストーンターンアラウンドマネジメント(東京)がスポンサーとなり、姫路店の改装に取り組んできた。
17年8月にはラオックス(東京)の出資も受けたが、業績の低迷が続いており、17年度も「黒字化の実現は難しい状況」だ。今後、加古川店に経営資源を集中し、業績の改善を目指す。