日本毛整理協会 加工料金と取引条件の適正化を要請

2026/05/12 06:27 更新NEW!


 日本毛整理協会(上田康彦会長)は取引先に対して、「加工料金の改定」と「取引条件の適正化」を要請している。加工料金改定の要請はコロナ禍を受けた21年に次ぐもの。また、取引条件の適正化は初の要請。

 染色整理業界は原価に占める原材料費と燃料費の比率が大きく、最近の原燃料高が最も大きく響く業界。加えて加工の安定提供を行うために常に操業を持続しなければならず、数量の増減に対しての柔軟性に限界がある。さらに人手不足に加え人材育成のための費用が大きな課題となっている。

 こうした経営環境の変化に対応するため、省資源・省力化の設備更新による生産性向上や工程の改善などによるコスト削減などの自助努力を図ってきた。

 しかし最近の国際情勢、特に中東地域の紛争による影響は大きく、「こうした環境下では従来の加工料金体系と取引条件では、品質維持や安定供給が極めて困難」と強調している。

 そこで加工料金の適正化を目指す料金体系の是正、さらには保管料金無償期間の短縮などの取引条件の改善を今後、関係先に要請することとなった。



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