今夏は昨年に匹敵する猛暑に ウェザーニューズが予測

2024/06/26 18:00 更新


 ウェザーニューズ(千葉市)は、今夏の気温予想を発表した。7~9月の気温は全国的に平年より高く、観測史上最も暑くなった昨年に匹敵する暑さになる可能性があるとしている。

 7月になるとそれまで弱めだった太平洋高気圧の張り出しが強まり、7月中旬に梅雨明けする所が多くなる見込み。梅雨明け後は夏空が広がり、7月下旬から8月上旬にかけて暑さのピークを迎える。

 さらにチベット高気圧が日本付近まで張り出した場合は、太平洋高気圧と上空で重なり合って〝ダブル高気圧〟となり、35度以上の猛暑日が続いたり、地域によっては40度前後の酷暑になるおそれがある。

 9月になっても、太平洋高気圧の日本への張り出しは平年よりも強く、前半を中心に残暑が厳しくなる見込みという。また、夏から秋にかけてラニーニャ現象が発生する可能性がある。その場合は9月になっても日本付近は暖かい空気に覆われやすく、平年よりも気温が高くなることが予想される。



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