婦人靴のダブルエーは、26年1月期を最終年度とする中期経営計画を進めている。「オリエンタルトラフィック」「卑弥呼」など5ブランドに加え、今春に傘下に入った婦人服の「ミッシュマッシュ」での商品開発に力を入れ、実店舗とECとの連動で収益を高める。「今までは若い女性をターゲットにしていたが、幅広い客層に向けた婦人靴の製造小売業として成長」(肖俊偉社長)し、売上高260億円、営業利益40億円を目指す。
(須田渉美)
24年1月期は、売上高206億9100万円、営業利益16億200万円を見込む。2~4月の売上高は前年同期比約30%増の42億8800万円となった。増収要因の一つはECの力強い成長。ダブルエー単体では、オリエンタルトラフィック、「ダブルエーオリエンタルトラフィック」、スニーカー「ORTR」、革製で中価格帯の「ニカル」の4ブランドを販売、ミッシュマッシュが加わって32億5700万円。うち実店舗の売上高は25.5%増の21億1800万円、ECは29.3%増で7億4100万円だった。
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