イデアインタ―ナショナルの「ブルーノ」が快進撃を続けている。ブルーノは本来、キッチン、インテリア、オフィスの三つのカテゴリーを提案するライフスタイルブランドだが、なんといってもホットプレート、ホットサンドメーカーが大人気で、ホットプレートブランドと認識している人も多いようだ。
そのホットプレート、ホットサンドメーカーが今年の中国・独身の日(11月11日)のアリババでは代理店を通して昨年の倍以上の4900万元(約7億6000万円)を売り上げた。中でもムーミンのライセンス商品が人気だという。
インスタ映えする商品ではあるが、中国にはインスタグラムがない。さらに類似品はすでに市場に出回っているという。しかし、香港でのブランド認知が定着した上に、おしゃれなコンパクトホットプレートでは〝本家〟という存在になってきたこともプラス効果を上げているという。大ヒットしたため類似商品も数多く出されているが、やはり本家の強み、ブランド力が発揮されているのだろう。
(武)