バリュープランニング、7月から販促再開 秋までに売り上げつかむ

2020/06/19 06:30 更新


7月にエコキャンペーンを行う「ビースリー」

 バリュープランニング(神戸市)はこれまで控えていた販売促進を7月から再開する。冬に新型コロナウイルス感染症の第2波が来るとの指摘もあり、「夏から秋」で売り上げを取っていこうという作戦だ。

 主力ブランドで女性用ストレッチパンツ「ビースリー」では、7月にエコキャンペーンを実施する。使い古したパンツを引き取り、クーポンを渡す取り組みで、以前から定期的に開いている。回収したパンツはリサイクルセンターに運び、破砕、圧縮、荷造りしてセメントなどの建築資材に再利用される。今回は他社製品も対象とし、1着当たり550円のクーポンを出す。ビースリーのパンツには1100円のクーポンを出す。最大でそれぞれ5着ずつ計10着を引き取る。

 ビースリーの国内店舗は現時点で全て営業再開している。6月度(5月21日~6月20日)の売上高は前年同期比約30%減。しかし、6月に入ってからは前年実績を上回る日もあり、回復しつつある。顧客には「お体は大丈夫ですか。店舗が再開しましたので良かったら来店してください」という内容の手紙を出し、反応は上々としている。

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